我慢汁(カウパー腺液)は妊娠の可能性有
我慢汁(カウパー腺液)には精子が含まれるため、素股・外出しなど膣外射精を行った場合でも、妊娠する可能性があります。
望まない妊娠を防ぐには、アフターピルの服用が有効です。
仙台駅前婦人科クリニックでは、避妊失敗後72時間まで有効なノルレボ(レボノルゲストレル)と、120時間まで有効なエラを取扱っています。アフターピルは、予約なしでも処方可能です。
また、提携先のメディカルポストは、夜間22時まで処方可能なオンライン診療です。お急ぎの方は、お気軽にご相談ください。
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我慢汁で妊娠する?図解アリ!
我慢汁(カウパー腺液・尿道球腺液ともいいます)で妊娠する可能性は、ゼロではありません。
理論上、100%の純粋な我慢汁のみであれば、精子が含まれないため妊娠はしません。
しかし、射精よりも前に排出された精子が尿道に存在し、我慢汁と一緒に排出される場合があります。
このため、我慢汁だと思っていた体液で妊娠するケースがあります。
我慢汁で妊娠するケース
- ・コンドームが破けた
- ・コンドームをせずに素股をした
- ・挿入後、途中からコンドームを付けた
- ・我慢汁のついた指を膣に挿入した
我慢汁に精子が混入していた場合、これらの行動で妊娠のリスクが上昇します。
避妊に失敗した性行為から120時間以内であれば、アフターピルの服用で望まない妊娠の回避が可能です。
仙台駅前婦人科クリニックでは、原則予約制ですが、アフターピルの処方は予約不要です。
また、オンライン診療のメディカルポストは、診察からお薬の処方までLINEで完結します。
外出しでも妊娠の可能性有
外出し(膣外射精)でも妊娠の可能性はあります。
WHOによると、外出しの妊娠確率は20%です。つまり、外出しした5人に1人が妊娠します。
また、国内での調査によれば、人工妊娠中絶を行う41.2%が膣外射精での避妊を行った方という結果も出ています。
膣外射精での避妊に成功したとしても、コンドームを使用しない性行為は性感染症のリスクが高まります。正しい避妊と性感染症の予防のためにも、コンドームを使用しましょう。
外出しは妊娠の可能性が高く、妊娠を望まない場合はアフターピルの服用が有効です。
妊娠する可能性のある誤った避妊法
外出し | 20%以上の可能性で妊娠する |
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素股 | 我慢汁(尿道球腺液)に精子が含まれている可能性があり、妊娠する |
安全日の性行為 | 精子は女性体内で数日間生存し、15%の確率で妊娠する 安全日は存在しない |
性行為直後の膣内洗浄 | 効果がなく妊娠確率が高い |
誤った避妊法で性行為を行うと、望まない妊娠の確率が高まります。
望まない妊娠をしないためにできること
望まない妊娠を防ぐために、避妊効果の高い方法を選びましょう。
いずれも100%の避妊率ではありませんが、コンドームと低用量ピルを併用するなど、複数の方法を組み合わせることで、望まない妊娠のリスクを大幅に低減できます。
コンドームの装着
コンドームは、正しい装着で望まない妊娠や性病を予防できます。装着は挿入の直前ではなく、性行為の開始時に勃起したタイミングで装着してください。
我慢汁には精子が含まれる可能性があるため、挿入前であっても性行為途中での装着は妊娠リスクが高まります。
低用量ピル・ミニピルの服用
低用量ピルは、女性ホルモンのプロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)が配合されている経口避妊薬です。1日1錠を、毎日同じ時間に服用することで避妊効果を発揮します。
排卵を抑制するほか、子宮内膜の増殖を抑制して受精卵が着床しにくい状態にしたり、子宮頚管の粘膜を変化させて精子の侵入を防いだりする効果が期待できます。
月経困難症の治療にも用いられ、月経周期が一定になるといったメリットもあります。
ミニピルはプロゲステロン(黄体ホルモン)のみが配合されている経口避妊薬で、体質や年齢などから低用量ピルが服用できない方でも使用可能です。
仙台駅前婦人科クリニックでは、低用量ピルのみ取り扱っています。ミニピルをご希望の方は、オンライン診療のメディカルポストをご利用ください。
ミニピルのオンライン診療について
避妊パッチ(エブラパッチ)の使用
避妊パッチ(エブラパッチ)はシート状の貼付薬で、身体にシールのようなパッチを貼るだけで避妊効果が得られます。週に1度の張り替えだけで、低用量ピルやミレーナなどと同等の高い避妊効果があり、世界的にも広く使用されています。
以下の記事では、避妊パッチ(エブラパッチ)について詳しく紹介しています。避妊パッチとは?効果と注意事項について
仙台駅前婦人科クリニックでは、避妊パッチ(エブラパッチ)を取り扱っています。お気軽にご相談ください。
ミレーナ(避妊リング)の装着
ミレーナは、子宮内に装着するT字型の避妊具です。以前は輪状の避妊具であったため「避妊リング」とも呼ばれています。
一度子宮内に装着すれば、受精卵の着床を防いで、精子の侵入を阻止し、最長で5年の避妊効果を発揮します。月経困難症・過多月経の治療にも用いられており、プロゲステロン(黄体ホルモン)のみが含まれているため、低用量ピルの服用が難しい方でも装着可能です。
以下の記事では、ミレーナについて詳しく紹介しています。ミレーナとは?効果や装着までの流れについて
避妊インプラントの挿入
避妊インプラントは、二の腕の皮下に埋め込む棒状の避妊具です。挿入後は約3年間、99%以上の高い避妊効果が得られます。
日本では未承認ですが、世界保健機関(WHO)、アメリカ食品医薬品局(FDA)など世界的に広く認められている避妊法です。
以下の記事では、避妊インプラントについて詳しく紹介しています。避妊インプラントとは?挿入・抜去の流れやミレーナとの違いについて
仙台駅前婦人科クリニックでは、避妊インプラントを取り扱っています。ぜひお気軽にご相談ください。
妊娠したかも?と思ったら
仙台駅前婦人科クリニックへ
誤った避妊法で望まない妊娠をする女性は少なくありません。
正しい避妊をせずに性行為を行い、月経(生理)予定日になっても出血がない場合は、月経予定日の一週間後に妊娠検査薬を使用してみましょう。
妊娠検査薬を使用し、結果が陽性だった方は、なるべくお早めに婦人科を受診してください。陰性の方は、生理が来ない状態が続くなど不安な場合は、婦人科を受診してください。
仙台駅前婦人科クリニックは、女性主体で行える避妊方法や、避妊に失敗した際のアフターピル、妊娠の確認、中絶手術など、幅広い婦人科診療をご提供しています。ぜひお気軽にご相談ください。
よくあるご質問
- 我慢汁の妊娠確率はどのくらいですか?
- A.我慢汁における妊娠確率について、調査による数値は発表されていませんが、0%でないことは確かです。これは、射精前であっても我慢汁に精子が混在している場合があり、精子は膣内で約72時間生存するためです。
- 彼は我慢汁が出ないので、避妊しなくても大丈夫ですか?
- A.我慢汁の量には個人差があり、出ていない場合でも尿道に精子が存在している可能性は否定できません。妊娠リスクがあるため、妊娠を望んでいない場合は、避妊を行いましょう。
- 外出しをしたので妊娠しないですよね?
- A.外出し(膣外射精)は誤った避妊法であり、WHOの研究でも20%以上の可能性で妊娠することが明らかになっています。避妊のために、普段からコンドームを使用したり、低用量ピル・ミニピルを服用したりするなど正しい避妊を行ってください。避妊に失敗した際には、緊急避妊薬であるアフターピルの服用を行いましょう。
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2024/03/28
子宮頸がんワクチンのキャッチアップ接種が2025年3月31日で終了します。くわしくはキャッチアップ接種の終了についてをご覧ください。
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2023/01/05
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