母体保護指定医による無痛中絶手術

仙台駅前婦人科クリニックは、やむを得ない事情から、中絶手術を考える患者様に寄り添った医療をご提供する医療機関です。母体保護法指定医であり、産科婦人科専門医でもある経験豊富な女性医師が、安心安全に手術を担当します。
当クリニックの中絶手術は、妊娠12週未満の妊娠初期中絶のみのお取り扱いです。中絶手術の方法は、従来の掻爬(ソウハ)法に比べ、より安全性が高く、お身体への負担も少ない吸引法を採用。吸引法の中でも、自動吸引法(EVA)と手動吸引法(MVA)の2つの手術方法から、患者様のご希望やニーズに合わせてお選びいただけます。
いくつかの条件が揃えば、初診の日に「当日中絶手術」も可能です。手術は日帰り手術なので、もちろん入院の必要もありません。中絶手術をご検討中の方は、お気軽に当クリニックにご相談ください。
仙台駅前婦人科クリニックが
選ばれる8つの特徴
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01女性医師が人工妊娠中絶手術を担当
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02患者様に寄り添ったカウンセリング
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03痛みと不安を取り除くための麻酔法
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04母体に優しい吸引法を採用
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05母体保護法指定医による日帰り手術
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06安心・充実のアフターケア
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07プライバシーを十分に配慮
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08宮城県仙台駅から徒歩1分
人工妊娠中絶手術とは
人工妊娠中絶手術は、経済的な理由や年齢などの理由から、どうしても子供が育てられない場合に、人工的に妊娠を中絶させる手術のことです。予期せぬ妊娠、望まぬ妊娠をしたとき、人工妊娠中絶手術を選択する方は数多くいらっしゃいます。人工妊娠中絶手術ができるのは、母体保護法で妊娠22週未満(21週と6日)と定められており、それ以降の中絶手術は、母体にかかるリスクや倫理的な問題から認められていません。
また、妊娠22週未満の人工妊娠中絶手術は、初期中絶と中期中絶にわかれており、妊娠6週〜9週の初期中絶が、母体にかかる負担も少なく、妥当な時期と考えられています。
仙台駅前婦人科クリニックの
初期中絶手術の費用
手術前の超音波検査 | 5,500円 |
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手術前の感染症検査 | 11,000円 |
中絶手術 (12週未満) |
税込121,000円~ ※週数の大きさで変動 |
麻酔代 | 無料 |
術後薬代 | 無料 |
術後検診代 | 無料 |
埋葬費※1 | 無料 |
- ※1:専門委託業者に依頼して”火葬”を行います。
- ※別途初診料・再診料を頂戴します。
- ※診察にて医師が「リスクが伴う手術」と判断した場合、追加料金が発生する場合があります。(例:アレルギー・合併症がある方など)
- ※手術方法でMVAをご希望の方は、別途費用頂戴します。
- ※初診当日の即日手術の場合は、別途費用頂戴します。
中絶手術のお支払いには、以下のクレジットカードがご利用いただけます。また、患者様とクレジットカード会社様とご契約内容によって、分割払いも可能です。








初期中絶と中期中絶の違い

妊娠初期の手術方法
妊娠12週未満の初期中絶手術は、2つの方法があり、掻爬(ソウハ)法と吸引法といいます。掻爬法は、日本で古くから行われており、スプーン状の器具や鉗子(かんし)を用いて、子宮内容物を掻き出す方法です。一方、吸引法は、ストロー状の器具によって子宮内容物を吸い出します。どちらの方法にもメリット・デメリットはありますが、世界保健機構/WHOが安全な中絶手術として推奨しているのは吸引法です。仙台駅前婦人科クリニックは、患者様のお身体へのご負担や安全性を考慮し、吸引法を採用しています。
吸引法にも2つの種類があり、自動吸引法(EVA)と手動吸引法(MVA)に分けられます。EVAは手術器具が金属製であるのに対し、MVAはプラスティック製で、使い捨てであることが特徴です。MVAは、ストロー状の器具=カニューレを挿入する際の痛みも少なく、器具が使い捨てのため、感染症リスクも最小限に抑えられます。MVAは、中絶手術の中でもっともお身体への負担が少ない手術方法といえるでしょう。
少しでも身体の負担を軽減したい、より安全な中絶手術を希望している方には、MVAが適しています。当クリニックは、EVA、MVAの2つの吸引法から選べるので、吸引法で中絶手術を検討中の方は、どうぞお気軽にご相談ください。

妊娠中期の対応(当クリニックでは対応できかねます)
妊娠12〜22週未満の場合は、基本的には分娩することになります。術前の処置として、頸管を広げるための器具を、半日〜1日程度挿入するため、患者様のお身体への負担も大きくなります。 また治療後には死産届の提出や、火葬・納骨などの諸手続きが必要です。初期中絶手術と比べると、費用も高額で、身体へのリスクや負担が大きくなるため、出産が難しい場合には、初期中絶ができる12週を超えないようご考慮ください。
なお、当クリニックでは中期中絶を行なっておりません。妊娠に気がついたら、できるだけ早く週数確認し、迷わず来院するようにしてください。妊娠中期の患者様は、当クリニックに来られることで、手術までの対応が遅れてしまう可能性があるため、あらかじめ中期中絶を行なっているクリニックを受診するようご注意ください。
人工妊娠中絶手術を
迷われている方へ
人工妊娠中絶手術を受けるか迷われている患者様には、早めの受診をおすすめしております。妊娠週数の経過とともに、人工妊娠中絶手術における、お身体への負担が大きくなってしまうからです。当クリニックでは、無理に中絶手術をおすすめすることはございません。
患者様のお話をお伺いし、ご希望に応じて産科への紹介状をご用意いたします。妊娠や中絶手術に関してお悩みの患者様は、まずは一度当クリニックまでご相談ください。
当クリニックの
人工妊娠中絶手術について
当クリニックの人工妊娠中絶について、くわしくご説明いたします。

女性医師(母体保護法指定医師)が担当
当クリニックでは、患者様のお気持ちに寄り添うことのできる、女性医師が中絶手術を担当させていただきます。当クリニックの院長伊藤は「母体保護法指定医師」であるだけでなく、10年以上産婦人科診療に携わってきたため、患者様一人ひとりに適した医療とサポートの提供ができます。
人工妊娠中絶手術は、女性にとって非常に大きなご決断となります。当クリニックでは、患者様の抱えるご不安を、できるだけ取り除くことができるよう、患者様のお気持ちに寄り添った対応を心がけております。 お身体のこと、お気持ちのこと、どうか安心してご相談ください。


院長の称号・資格
- ・母体保護法指定医
- ・日本産科婦人科学会専門医
- ・日本女性医学学会認定女性ヘルスケア専門医
無痛中絶手術のための麻酔

静脈麻酔による無痛中絶手術
当クリニックでは、中絶手術における「痛み」をできるだけ抑えるよう、万全の対策を施しております。中絶手術では、静脈麻酔を用いることで、術前に眠るような効果を発揮し、ほとんど痛みを感じずに手術を受けることが可能です。痛みがご不安な患者様にも、安心して手術を受けていただけるような体制を整えております。
また、静脈麻酔の点滴の痛みが気になる方には、事前に麻酔テープを貼ることもできます。針が刺さるときの痛みが苦手な方は、お気軽にお申し出ください。(麻酔テープ代として、別途550円頂戴します。)

母体への負担が少ない吸引法
当クリニックでは、母体への負担が少なく、WHO(世界保健機構)でも推奨されている「吸引法」を用いて中絶手術を行います。従来の中絶手術では、手術前日に子宮の入り口を開くための術前処置が必要な場合がありました。術前処置とは、子宮の入り口に特殊な医療材料を挿入し、翌日の手術まで挿入したままにすることです。この術前処置は、手術前日にも病院に行く必要があり、子宮を傷つけてしまうトラブルが生じる可能性があります。
それに対し、当クリニックの吸引法は麻酔中に子宮の入り口を拡げ、お痛みの点で母体への負担が少ないため、より安全に中絶手術を行うことが可能です。また、手術時間が約10分と短く、手術後2〜3時間程度で動けるようになるので、入院の必要もありません。中絶手術に漠然と不安を抱かれている患者様にも、安心してお受けいただけます。

中絶手術後の心と身体のケア
当クリニックでは、中絶手術を受けられる患者様の、心と身体のケアを大事にしております。中絶手術を受けられる患者様の中には、今後妊娠できる可能性が低くなるのではないかと、不安を覚える方が多いです。そのため、将来妊娠したときに、受精卵が着床する場所である子宮内膜が、中絶手術後きちんと再生しているか、確認を含めたフォローアップを行います。患者様に超音波(エコー)を見ていただきながら、子宮内膜の状態をわかりやすくご説明いたしますので、ご安心ください。
やむを得ない理由で中絶手術を選択された患者様は、しばらく精神的に不安定になられることがあります。しかし、そういった場合にも、患者様のお気持ちに寄り添い、できるだけ前を向いて進めるよう、当クリニックとしてもサポートをしたいと考えておりますので、お悩みの方はまずはご相談ください。
中絶手術のWEB予約
※こちらからお電話にて予約日時を確認後に、ご予約確定となります。
中絶手術に関する診察・検査・手術は、土曜日も行っております。
ご希望の方はWEB予約またはお電話にてお問い合わせください。
人工妊娠中絶手術の流れ
当クリニックの人工妊娠中絶手術の流れをご説明いたします。
- 1.妊娠週数の確認・検査
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はじめに、超音波検査で正確な妊娠週数と、正常妊娠かどうかを確認します。
次に、血液検査とクラミジア、淋菌検査を行います。クラミジア、淋菌に感染している場合は、中絶手術後に腹膜炎を引き起こす可能性があるため、術後の注意が必要です。
※超音波検査にて胎嚢(赤ちゃんの袋)が見えない場合は正常妊娠の確認ができないため、少しお時間をおいてから再度診察をご案内することがあります。
※なお、合併症をお持ちの患者様には、安全上の理由から治療・手術をお断りする場合があります。くわしくはお問い合わせください。
- 2.中絶手術の予約
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検査が終わりましたら、中絶手術の予約をとっていただきます。お急ぎの場合は当クリニックまでお問い合わせください。
中絶手術が行えるのは、妊娠5週以降(胎嚢が確認できてから)です。妊娠5週未満の場合、中絶手術を行うことで、子宮の壁に傷がついたり、胎嚢(たいのう)を取り残したりする可能性があるためです。妊娠6〜9週前までの初期中絶が、母体への負担がもっとも少ないと考えられています。
- 3.中絶手術
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吸引法の手術時間はおよそ10分で、日帰りで手術をお受けいただけます。
手術後2〜3時間別室にて安静にしていただき、麻酔が完全に覚めてから、術後の経過や注意事項、内服薬についてのご説明をします。日帰り手術ですので、ご説明が終わりましたらご帰宅いただきます。

手術後の注意点・アフターケア
- ・静脈麻酔を使用するため、原則としてお車の運転は控えていただきます。
- ・中絶手術当日は、無理をせず、できるだけ安静にしてください。
- ・中絶手術当日は、湯船での入浴は避けてください。シャワーは可能です。
- ・中絶手術翌日から、デスクワークや軽い仕事であれば行っていただけます。ただし、いつもと体調が違うと感じられた場合は、無理せずおやすみになってください。
- ・中絶手術後3日間程度は、感染症予防のために抗生物質、子宮を効率よく収縮させるために子宮収縮薬を服用していただきます。
- ・中絶手術後には必ず出血が伴います。妊娠の週数が進むほど、出血量が多くなるとお考えください。ほとんどの場合、出血は1週間〜10日程度で自然におさまります。また、手術後一時的に、下腹部痛が生じることもありますが、術後の経過とともに落ち着きますので、過度なご心配はいりません。
- ・中絶手術直後は、妊娠時の影響が多少残っているため、微熱などが続く場合があります。
2023年5月更新
経口中絶薬の製造販売が承認
2023年4月28日、厚生労働省はラインファーマ株式会社が開発した経口中絶薬「メフィーゴパック」の製造販売を承認しました。妊娠9週0日(妊娠63日)までの方が使用できる、日本国内初の経口中絶薬です。
経口中絶薬(メフィーゴパック)とは
今回製造販売が承認された経口中絶薬の「メフィーゴパック」とは、ミフェプリストン、ミソプロストールの2種類の薬を合わせた薬剤の販売名です。
使用方法は「ミフェプリストン」1錠を経口で服用して、ホルモンの働きを抑制し、妊娠の進行を阻止します。その36~48時間後に、「ミソプロストール」4錠を歯茎と頬の間に2錠ずつに分けて30分間含み、服用することで子宮収縮を促し、人工妊娠中絶を完了させます。
経口中絶薬と中絶手術を比較
日本国内でも経口中絶薬の製造販売が承認され、今後は人工妊娠中絶の選択肢が広がっていくことになります。では、中絶薬と中絶手術を比較すると、どのような点が異なるのでしょうか。
経口中絶薬 | 中絶手術(初期中絶手術の場合) | |
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対象の妊娠週数 | 妊娠9週0日まで | 妊娠11週6日目まで |
費用目安 |
数万~10万円以上 (薬剤自体は3~5万円程度だが、 術前検査費、経過観察のための 管理費なども合わせると10万円以上になる 可能性がある) |
【当クリニックの場合】 税込121,000円~ +術前検査費用 ※週数の大きさによって異なります |
中絶方法 所要時間目安 |
経口投与 母体保護法指定医の確認のもと、2種類の薬剤を服用 1種類の薬剤内服36~48時間後に2種類目を服用し、 その後胎のうが排出されるまで院内待機が必要 |
【当クリニックの場合】 自動吸引法(EVA) 手動吸引法(MVA) 手術の所要時間は15分ほどで日帰り手術が可能 |
副作用、リスク |
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※上記は2023年5月時点のデータであり、変更される可能性があります。
経口中絶薬は、薬を服用するのみで、手軽に中絶ができるように思われる方も多いはずです。しかし、中絶にかかる所要時間や副作用・リスクを考えると、決して手軽とは言い切れません。ご自身のニーズに合わせ、熟考しなければならない中絶方法といえるでしょう。
経口中絶薬を検討する際に、注意したいポイントは下記の3つです。
- ①2種類の薬剤を48時間以上かけて服用する必要がある
- ②胎のうが排出されるまで、院内待機をする必要がある
- ③薬剤だけでは完了せず、手術が必要になる場合がある
中絶薬を使用するには、1,2のとおり、48時間以上の時間がかかり、医療機関での院内待機が必須です。3は全ての方に起こるものではありませんが、一定のリスクが伴う方法だということを理解しておきましょう。ただし、中絶手術を選択した場合に合併症が起こりやすくリスクのある方(例:多発子宮筋腫、双角子宮等の子宮奇形、他既往歴、高度肥満)には中絶薬の案内をすることもあります。
当クリニックの中絶手術は、「手術による身体への負担が気になる」「痛みが不安」と感じている方にも安心して手術を受けていただけるように、お身体への負担が少ない吸引法で行っています。また、麻酔によって手術時の痛みを感じることはほとんどございませんので、ご安心ください。
妊娠による体調の変化
(セルフチェック)
体温 |
妊娠すると高温期が続きます。人によっては熱っぽく感じることもあるでしょう。 |
---|---|
生理 |
生理予定日より4日〜2週間ほど経っても生理が来なければ、妊娠の可能性があります。ただし、生理予定日付近で着床出血が起こる場合があるので、生理と間違える方もいらっしゃいます。婦人科で妊娠確認が可能になる時期は、生理予定日の2週間後が目安です。生理の遅れや出血が気になる方は、お気軽にご相談ください。 |
乳房 |
妊娠すると、乳房が張る・チクチクする・乳首と乳輪が大きくなり黒ずむ、などの変化があります。 |
消化器官 |
早い方で生理予定日から1〜2週間するとつわりが始まります。急に食欲がなくなる・胃の調子が悪くなる・吐き気がする・食べ物の好みが変わる・生唾が多くなるなどの症状が現れることがあります。また、これらの症状が全くない方もいらっしゃいます。 |
皮膚 |
妊娠中は顔・外陰部・脇の下のくぼみに色素沈着が起こり、色が濃くなることがあります。お腹が大きくなると、お腹や乳房などに赤紫色の線ができる場合があり、これは妊娠線と呼ばれます。出産後は徐々に目立たなくなります。また、お腹・乳房・お尻・太ももの皮下脂肪が増えます |
よくあるご質問
最後に、人工妊娠中絶手術に関するよくある質問についてご説明します。
- 一度中絶すると不妊になるのでしょうか?
- A.中絶手術を受けると、不妊になるのではないかと心配される方は多くいらっしゃいますが、原則的には1回の中絶手術で不妊になることを心配する必要はほとんどありません。しかし今後、必ず妊娠できるかどうかは、患者様一人ひとりのお身体によって異なります。そのため、中絶手術をご決断される際には、熟慮の上、後悔のない判断が必要です。
- 中絶後は妊娠しにくいですか?
- A.「中絶手術後は妊娠しにくい」とご不安な方もいらっしゃると思いますが、手術後に感染症になったり、子宮を傷つけて子宮穿孔(せんこう)や腹膜炎などを起こしたりしなければ、妊娠しにくいといった心配はほとんどありません。ただし、中絶手術による精神的なストレスからホルモンバランスが崩れると、卵巣機能に異常をきたす可能性はあります。そのため、身体だけでなく、心のケアもしっかりとサポートしてくれる婦人科を選ぶことが重要です。
- 中絶手術ができる期間はいつまでですか?
- A.中絶手術ができるのは、妊娠22週未満までです。それ以降の中絶手術は、法律によってできないことになっています。また、妊娠12週未満は初期中絶手術、妊娠12〜22週未満は中期中絶をすることになります。中期中絶はリスクが高く、費用も高額になります。また中期中絶では分娩をすることになるため、死産届の提出も必要になり、患者様の心にも身体にも大きな負担となります。そのため、妊娠の継続が難しい場合には、妊娠週数の早いタイミングで中絶手術を受けるほうが良いでしょう。また、当クリニックでは中期中絶手術は行なっておりませんので、あらかじめご了承ください。
- 中絶手術ができる期間を過ぎた場合どうすれば良いですか?
- A.中絶手術ができる期間は、妊娠22週未満までです。それ以降の中絶は、母体保護法と言われる法律によって禁止されています。そのため、妊娠22週を超えてしまった場合には、どのような状況であっても、出産することとなります。ご家庭の状況や金銭的な理由から、赤ちゃんを育てられない場合には、里親制度や特別養子縁組といったものがあります。22週を超えて妊娠に気づかれ、出産することとなった際には、そのような制度のご相談が可能な分娩施設へのご紹介も対応いたします。
- 中絶薬を購入することはできますか?
- A.海外では、妊娠初期の中絶薬などを通販でも購入することができます。しかし、日本では中絶薬は認可されておらず、大量出血などのリスクも報告されているため、厚生労働省から注意喚起されています。そのため、中絶を検討されているのであれば、必ず婦人科を受診し、適切な処置を受けるようにしてください。
- 未成年でも中絶手術を受けられますか?
- A.未成年の方でも中絶手術を受けることはできます。原則として、本人と配偶者(相手の男性)双方の署名・捺印と、親権者や保護者の署名・捺印のある同意書をお持ちください。
- 中絶に至るまでの経緯は聞かれますか?
- A.当クリニックでは、中絶に至るまでの事細かな経緯などをお伺いすることはありません。カウンセリングの際に、患者様の体調やお悩みなどをお聞きするのみで、不必要なプライバシーの詮索はいたしません。また、中絶を選択されることに対して、責めるようなことも、もちろんございません。患者様の事情にできる限り寄り添う診療を行いますので、どうかご安心ください。
- 中絶後はいつ生理がきますか?
- A.中絶手術後は、おおよそ1〜2ヶ月後に生理がくることが多いです。万が一、手術後2ヶ月経っても生理がこない場合は、当クリニックまでご相談ください。
- 初診当日に中絶手術を行うことは可能ですか?
- A.お急ぎの方はお電話にてお問い合わせください。
- 家族に知られたくないのですが保険証を使わずに手術を受けられますか?
- A.中絶手術は保険証を使用しなくても受けていただけます。病気の検査や治療のために保険証を使用されると、加入されている健康保険組合によっては、受診した医療機関名・日付・金額がご自宅に郵送されることがあります。そのため、保険証を使用したくない場合には、その旨を受付にお申し出ください。なお、保険証を使用されない場合、保険適用の医療行為であったとしても、すべて自己負担となりますので、あらかじめご了承ください。
- クリニックから家に連絡が来ることはありますか?
- A.原則的に、当クリニックからご自宅へ連絡させていただくことはありません。ただし、何らかの緊急事態が発生した場合には、パートナーまたは連絡しても差し支えのない方をご確認の上、ご連絡させていただく可能性があります。
- 産婦人科やレディースクリニックで中絶手術を受けるのと何が違いますか?
- A.婦人科と産婦人科・レディースクリニックの違いは、出産する人がいるかどうかです。産科では妊娠・出産する人が検査や治療を行います。それに対し、婦人科では、出産以外の女性特有の病気を診察します。レディースクリニックは、各クリニックによって診療内容が異なるため、確認する必要があります。
- 中絶手術の翌日から仕事はできますか?
- A.中絶手術の翌日から、デスクワークなどのお仕事をすることは可能です。また、立ち仕事も普段行なっている内容であれば、原則問題ありません。ただし、多量出血している場合や、発熱がある場合など、体調がいつもと違う際には、無理をせずにおやすみするようにしてください。
- 中絶手術後いつから性行為はできますか?
- A.中絶手術から1週間後に行う検診で異常がなければ、検診日以降から性行為は可能です。
- 中絶手術の後遺症やリスクについて教えてください。
- A.中絶手術後には、下記のような症状が起こる可能性があります。
・腹痛:数日〜1週間程度、生理痛のような痛みが生じる可能性があります。これは、手術後に子宮が元の大きさに戻ろうとしていることが原因です。
・出血:1週間〜10日程度、出血する場合があります。個人差が大きいですが、出血量が多くない限り心配ありません。
・気持ち悪い、ぼんやりする:麻酔によって起こる症状ですが、翌朝には収まることがほとんどです。
・めまい、頭痛:めまいは麻酔が効きやすい方に多く出る傾向があります。それほど多くの方に出る症状ではありませんので、ご安心ください。
・ムカムカする、嘔吐:麻酔が効きやすい方に現れやすい症状ですが、30分程度で治っていきますので、過度なご心配はいりません。
・逆行性健忘:麻酔薬が入ってからのことを忘れてしまう症状ですが、ごく稀にしか起こらず、すぐに回復する症状のためご心配いりません。
・PTSD(心的外傷ストレス)・PAS(中絶後遺症候群):中絶手術によって、PTSD(心的外傷ストレス)を発症する方がいらっしゃいます。中絶手術による感情の抑圧が原因のPTSD(心的外傷ストレス)を、PAS(中絶後遺症候群)と呼びます。
当クリニックでは、患者様のお気持ちに寄り添い診療を行なっているため、ご不安な点などがございましたら、まずはご相談ください。
- 中絶手術後精神的に不安定になることはありますか?
- A.中絶手術後、精神的に不安定になる方はいらっしゃいます。中絶手術は、女性にとってとても大きな決断です。身体だけでなく、心にも負担になってしまうことがあります。当クリニックでは、心と身体のケアを大切にしております。患者様に寄り添った診療を心がけておりますので、何かありましたらご相談ください。
- 中絶手術の費用を教えてください。
- A.当クリニックの中絶手術の費用は、121,000円(税込)〜となります。この費用には、麻酔代、術後薬代、術後検診代も含まれます。なお、診察にて医師が「リスクが伴う手術」と判断した場合、追加料金が発生する可能性があることをご了承ください。
現金でお支払いの場合は一括払いとなりますが、クレジットカードでのお支払いであれば分割も可能です。VISA・Masterのみボーナス払い可能(1万円以上)になります。お持ちのクレジットカードの契約内容によっても異なりますが、3~24分割まで対応できます。
- 中絶手術は痛かったと聞いたことがありますが痛いのでしょうか?
- 中絶手術は、静脈麻酔を使用するため、基本的には痛みを感じません。そのため、痛みがご不安な患者様もご安心ください。術後は子宮の戻りに伴い数日生理痛のようなお痛みの可能性はあります。
- 中絶手術の乗り越え方を知りたいです。
- 日本では年間約17万人の女性が中絶手術を選択されていますが、その誰もがやむを得ない事情をお持ちです。「どうすれば中絶手術を乗り越えられるか」については、一概にはお伝えすることはできません。 しかし、ご自身で決意したことは決して過ちではない、ということだけは覚えておいてください。そして、予期せぬ妊娠を防ぐために、できることを学び、少しずつ前を向いていきましょう。 中絶手術を受けられた方が、みんな後悔していて、不幸なわけではないのです。まずは、自分自身を責めないこと、自分の決意は間違っていないことを、心にとどめておいていただけたらと思います。
- 中絶手術を担当するのは女性の医師ですか?
- 当クリニックの中絶手術は、必ず女性の院長(母体保護法指定医)が担当します。ご安心ください。
- 中絶手術後の日常生活における注意点を教えてください。
- 中絶手術後の日常生活においては、とにかく無理をしないことが重要です。また、湯船での入浴は、1回目の検診が終わるまで控えてください。
- 妊娠検査薬はいつ頃使用すれば良いですか?
- 妊娠検査薬は、生理予定日から1週間後に使用してください。早く検査したい気持ちもわかりますが、検査結果を左右する「妊娠ホルモン」は、妊娠成立から一定期間経過しないと分泌されません。そのため、検査をするのが早すぎると、正しい検査結果が得られない場合があります。
- 妊娠検査薬で陽性が出ましたが判定ミス(誤判定)の可能性はありますか?
- 妊娠検査薬の精度は、正しい時期に正しく使用すると99%と言われています。しかし、妊娠していなくても、ホルモンバランスの崩れなどで、妊娠ホルモンが微量に分泌され、妊娠検査薬が反応し、疑陽性を示すことがあります。そのため、妊娠の確定には必ず医師の診断を受け、超音波検査や内診を受けるようにしてください。
- 妊娠週数はどのように計算すれば良いですか?
- 妊娠週数の起点となるのは、最後の生理の開始日です。この日が「妊娠0週0日」となり、1週を7日として計算します。
- 中絶手術後いつから低容量ピルを飲み始めたら良いですか?
- 中絶手術から1週間後の検診にて問題なければ、低用量ピルを処方することが可能です。低用量ピルの服用を希望される方は、検診時にお申し出ください。
- 現在子供が2人いますが3人目を妊娠しました。3人目を中絶された方はいますか?
- 既にお子様がいらして、経済的な理由などで、中絶を選択される方はいらっしゃいます。中絶手術を検討される方は、家庭の理由や経済的な理由など、様々な事情をお持ちです。そのため、お一人でお悩みでしたら、まずはご相談ください。
- つわりの症状が辛いです。中絶後はいつからつわりがなくなりますか?
- つわりの症状は、中絶手術後2、3日ほど経ってから徐々に落ち着いていきます。我慢できないほど辛いという場合には、吐き気止めなどの内服薬を処方することも出来ますので、お気軽にご相談ください。
アクセス
宮城県仙台市青葉区中央3-6-12 仙台南町通りビル6階
News
お知らせ
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2023/6/1
休診曜日は日曜です。 臨時休診は6月3日・7月28日・7月29日です。
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2023/01/05
VIO医療脱毛と膣ハイフの期間限定キャンペーン中です。
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2022/10/31
膣ハイフ(ウルトラヴェラ)の期間限定キャンペーン中です。